特集 Vol.26
 「 IBM上級技術者が学んだ名著 」

IBM上級技術者RDBの専門家 室住正晴氏の蔵書

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James.Martin「Design of Real-Time Computer Systems」Prentice Hall ISBN0132014009 (December, 1967)

 システム設計に適用する待ち行列理論ならばこの本です。

訳本:ジェームズ・マーチン(北原安定訳)「リアルタイム」日本経営出版会(1968)

 

 

C. J. Date「An Introduction to Database Systems 7/E」Addison Wesley ISBN0201385902 (August, 1999)(6th Ed 1995)

 RDBの古典かつ優れた啓蒙書というべき本。最初に買った第2版が1977年発行なので、ほぼ20年にわたって版を重ねていることになります。改訂の都度、新しい話題が取り込まれているので、最新版の1冊でデータベースの普遍的な基礎理論からRDBを取り巻く最新技術まで網羅できます。理論的過ぎることなく、解説の列が適切で産業界の理解してもらいたいという著者の姿勢が現れている。しかしさすがに厚くなりました。

訳本は、

藤原 譲データベースシステム概論 原書6版丸善出版事業部 ISBN4621042769(1997/03)

 

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C. J. Date「Relational Database Writings 1985-1989」Addison Wesley ISBN0201508818 (June, 2002)

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C.J. DATE「Relational Database Writings 1989-1991」Addison Wesley ISBN0201543036(January 1992)

上記の本を補足する論文集。実務者にはむづかしかったので読み通すことはしていないが、何が問題なのかを知るのに利用した。この本で主張していた改善すべき機能がその後の製品に反映しているので著者の先見の明と影響力を感じます。

 

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植村俊亮 著「データベースの基礎」オーム社 (1979)出版社品切れ

データベースを勉強し始めた頃に出版されて、先輩からも進められて読んだ本です。当時はまだ階層型データベースが主流であり、RDBが新鮮だったこと、両者が解説されているのでRDBの利点を良く理解できたことを思い出します。今回、読み返してみると、正直言って古さを感じるので、後輩に勧めるかどうか迷います。

上記のDateの本と植村さんの本でデータベースの基礎理論を学び、IBM製品のマニュアルと多数の現場での実践によってデータベース技術を学んだと思っています。

 

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Max. Vetter「Strategy for Data Modeling」John Wiley ISBN0471916056

(December,1987)出版社品切れ

著者はIBMスイスの研究者。データベース設計に欠かせない正規化手順を平昜な例を用いて解説しています。著者本人から直接に講義を受けたことがあり、しかも記法が視覚的かつ簡便だったので設計の実務で今でも良く利用しています。

 

 

William H. Inmon「Building the Data Warehouse 3/E」John Wiley ISBN0471081302  (March, 2002)(1st Ed 19912 / 2d Ed 1996)

 データウェアハウスの原点とも言える本です。

訳本は、

藤本康秀・小畑喜一(監訳)「はじめてのデータウェアハウス」インターナショナル・トムスン・ジャパン(1995)(出版社活動中止入手不可

 

 

W. H. Inmon / William H. Anmon / Richard D. Hackathorn「Using the Data Warehouse」John Wiley ISBN0471059668 (July, 1994)

 ビル・インモンのこの2冊の本によってデータウェアハウスの役割が明確になったと言ってよいでしょう。

訳本は、

藤本康秀 監訳よくわかるデータウェアハウス活用法インターナショナル・トムスン・パブリッシング・ジャパン(1996)(出版社活動中止入手不可

 

 

 

Ralph Kimball / Margy Ross「The Data Warehouse Toolkit : The Complete Guide to Dimensional Modeling 2/E」John Wiley ISBN0471200247 (April, 2002)

訳本は、

藤本康秀 監訳データウェアハウス・ツールキット日経BP出版センター(1998)

スタースキーマの提唱者のラルフ・キンボールの本。次元モデルを多数の業種別の事例で解説しているので、参考になります。

 

 

Setrag Khoshafian 「Object-Oriented Databases」JohnWiley ISBN0471570567(April,1993)

野口喜洋・小川 束 共訳オブジェクト指向データベース共立出版 ISBN4320028481(1993)Bit別冊

OODBの数少ないまとまった入門書です。例は平昜でOODBの特徴を理解することができますが、なぜOODBでなければならないかという点が弱く決定版ではありません。

 

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日経インテリジェントシステム編集編「オブジェクト指向データベース」日経BP出版センター 日経インテリジェントシステム別冊(1994)

OODBの基礎技術と製品紹介によってOODBの概要を理解しました。しかし一貫性に欠けるのでOODBの未成熟さを感じさせるかも知りません。

 

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