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2000年に出版されたSE向けの人気の書籍や「何じゃこれ?」というのも取り混ぜて紹介しよう。
まずは、現在、話題沸騰のIDGジャパン「 システム管理者の眠れない夜:本当に価値のあるシステムを求めて 」(柳原秀基)。
本書の帯に「ITは人を幸福にしない!」といきなりの先制パンチ。この本が、SEに伝えたいのは何か?読み終わったときあなたの心の中になにか違うものが...
つづいて、工学社「 如何にしてソフト会社は崩壊したか! 」(久保覚)。
本書は、近年急成長を遂げた、ソフトウェア会社の栄光と衰退の物語を軽妙なタッチで面白くも怖く読者に語りかけている。
上の2点を読んだら、つぎは技術評論社「 (実践的)ソフトウェア開発工程管理:管理者になったとき困らない 」(竹山寛)。
本書は、現場で培ったノウハウを著者が実際に役立つ方法や問題点の解明などを細かく解説している。
最近では11月に出版されたピアソン・エデュケーション「 情報技術産業失敗物語:失敗に学ぶ成功の秘訣 」(ネクサス・インターコム(有))。
(原書は、Prentice Hall「Computing Calamities:Lessons Learned from Products,
Projects, and Companies that Failed」Robert L. Glass)本書は、副題の通り「失敗に学ぶ成功の秘訣」を説いている。21世紀にむけてIT産業技術者には、必読書となること間違いナシだ。
“失敗・・・”といえば、日経BP出版センター「 失敗のないシステム開発入門 」加藤貞行が、夏ごろ出版されたことを加えておこう。
極めつけは、日経BP出版センター「201の鉄則」の第2弾(?)、日経BP出版センター「 SEを極める50の鉄則 」(馬場史郎・日経コンピュータ編集部)。
本書は、信頼されるSEとは何かを経験豊富なSEによって書かれた、これぞSEのための決定版と言える1冊だ。
現代社会で不可欠なものになっているネットワーク、そのシステムを安全に運用・管理するかをセキュリティポリシー中心に解説した本が、翔泳社「 IT時代の経営者とシステム管理者のための:ネットワーク危機管理入門 」(上原孝之)である。
本書は、著者の経験が生かされている解説書である。
資料として最適? 翔泳社「ソフトウェアの20世紀:ヒトとコンピュータの対話の歴史」(長谷川裕行)。
本書についてはただひとこと、「資料になる」。(しかし、値段が高いので拙者は、躊躇している。)
SEの基本をもう一度勉強しなおしたい人には、CQ出版社「創造するSE:IT時代を勝ち抜くSE活動の提案」(上級SE教育研究会)をオススメしたい。
本書は、いかにSE開発が創造性を必要としているか、基本的な所をコンパクトに解説している。
最後に、このような本を品切れ再販未定にするな!と、言いたい2冊。
中央公論新社「 ソフトウェアの法則:コンピュータの利用技術とは 」とその続編「 プログラマ、石をみがく:ソフトウェア開発の現場から 」(木下恂)。
本書は、現場の実践的体験をもとに書いたテクニカルエッセイで、続編もユーモアあふれる内容でつづられている。
技術と意識を高めるこれらの本の数々、ぜひ、ご一読を。
(2000/12/19 更新)
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