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コンピュータ関連書の「読み物」の書棚をさらに大きく分けると、「経営」・「開発」に分けることができるが、今回の特集では「開発」に関する読み物に注目。数多くある中でも、これは一度目を通したほうがよいのでは、と私が思ったものを紹介したい【全23冊、順不同】。この他にもあなたのオススメ本がありましたらぜひお知らせください。
●共立出版「 ACMチューリング賞講演集 」 赤 攝也 他23名の共訳 原書:ACM Press「ACM Turing Award Lectures:The First Twenty Years」
本書のタイトルにある“ACMチューリング賞”とは、英国の数学者 Alan
M. Turing氏を記念して設立された賞で、コンピュータ・サイエンスを中心とする分野で特に功績のあった人々に対して贈る賞として権威がある。文中で紹介された受賞者名、公演内容、文献等は大変参考になる。
●ジャストシステム「 コンピュータ半世紀:コンピュータ文化を読み解く173冊 」 水越 伸・飯塚 肇・弓場敏嗣・信原幸弘・桂 英史 共著
本書は、メディア論・計算機技術・人間機械論・認知科学・視覚芸術の各分野に立場を分け書籍を紹介している。
●パーソナルメディア「 思考のための道具:異端の天才たちはコンピュータに何を求めたか? 」 青木真美 訳・栗田昭平 監訳 原書:John
Brockman Associates「Tool for Thought:The people and Ideas behind
the Next Computer Revolution」Howard. Rheingold
本書は、コンピュータに見出した天才たちの苦悩と創造。そして、その彼方に何を見たのか?科学ジャーナルであるHoward.
Rheingold氏は電子装置すなわちコンピュータが人間にとって何をもたらすものかを文学的タッチで書き上げている。
コンピュータ開発
●カットシステム「 MITアテナプロジェクトのすべて:大規模分散システムに挑んだ先駆者たちの記録 」 豊沢 聡 訳・森崎正人 監訳 原書:DEC「MIT
Project Athena」George A. Champine
MIT、DEC、IBMの3巨頭が総力を結集して生み出したものは…。80年代の最先端技術を知る。
●工業調査会「 ENIAC神話の崩れた日 」 最相 力・松本泰男 共訳 原書:Iowa StateUniversity
Press「ATANASOFF:Forgotten Father of the Computer」Clark
Ramond. Mollenhoff
本書は、世界初のコンピュータ(電子計算機)を発明したJ
V. Atanasoff氏とENIACとのコンピュータ特許裁判の記録。
●パーソナルメディア「 ビデオ コンピュータの歴史 」
世界初のコンピュータENIACが動きノイマンが語りかける、貴重な映像が納められている。
●産業図書「 ノイマンとコンピュータの起源 」 杉山滋郎・吉田晴代 共訳 原書:MIT
Press「John Von Neumann and the Origins of Modern Computing」William.
Aspray
本書は、John
Von. Neumann氏の軌跡とコンピュータの進化の過程がわかる。
●工業調査会「 誰がコンピュータを発明したか 」 マッカ−ズ共訳・大座畑重光 監訳
原書:University
of Michigan「The first Electronic Computer:The Atanasoff Story」Alice
R. Burks/ Arthur W. Burks
本書は、1930年代後半、アイオワ州立大学で1台の計算機械が製作された当時のはなし。
●共立出版「 誰がどうやってコンピュータを創ったのか? 」 星野 力
本書は、創生期のコンピュータについて簡潔に述べている。
●パーソナルメディア「 コネクションマシン 」 喜連川 優 訳 原書:「The
Connection Machine」Daniel Hillis
本書は、65,536台ものプロセッサから構成される並列コンピュータを開発者が解説した、興味深い一冊である。
●日経BP出版センター「 コンピュータの時代を開いた天才たち:最先端で活躍する型破りな15人の軌跡 」 鈴木良尚 訳・竹内郁雄 監訳 原書:Springer-Verlag
GmbH.Co.KG「Out of Their Minds:The Lives and Discoveries of 15
Great Computer Scientists」Denis. Shasha/ Cathy. Lazare
本書は、詳細で緻密なインタビューをもとに構成、コンピュータを築いた人々の業績を人物別に取り上げている。
●パーソナルメディア「 パーセプトロン 」 中野 馨・阪口 豊 共訳 原書:MIT
Press「Perceptrons Expanded Editon」Marvin. Minsky/ Seymour A.
Paper
ニューロコンピュータでもあるパーセプトロン(学習認識機械)がNeumann型コンピュータからニューラルネットワークへの研究で現実のものになり、そして、ニューラルネットワーク・人工知能の宝典ともいえる「心の社会」へとつながる過程を描いている。
●アスキー「UNIXの1/4世紀」 LUIPU LLC 訳 原書:Addison
Wesley「A Quarter Century of UNIX」Peter H. Salus
本書は、UNIXが誕生して1/4世紀以上の時間が流れた、その中に実在した進化の過程が忠実に語られている。
●蒼樹書房「 コンピュータの誕生:イギリスを中心に 」 末包良太 訳 原書:Manchester
University Press「Early British Computers」Simon. Lavington
本書は、イギリスのコンピュータ発達史として貴重な資料である。
●アスキー「 計算機屋かく戦えり 」遠藤 諭
本書は、電子立国の素となった人物像やそのマシンを紹介した貴重な1冊だ。
●日経BP出版センター「 中央研究所の時代の終焉:研究開発の未来 」西村吉雄
本書は、基礎研究は死んだのか?役割は終えてしまったのか?現状分析とこれからのあり方を探る。
●パーソナルメディア「 ビックスコア:ハイテク大儲け 」 中村 定 訳 原書:「The
Big Score」Michael S. Malone
本書は、日米半導体摩擦の原点を探る。
パーソナルコンピュータ開発
●アスキー「 アラン・ケイ 」 鶴岡雄二 訳・浜野保樹 監修 原書:「Personal
Dynamic Media/ Microelectronics and the Personal Computer/ Computer
Software/ Learning vs. Tearching with Educational Technologies
」
本書は、論文をまとめて出版した論文集のようなもので、パーソナルコンピュータのパイオニアと知られるアラン・ケイのすべてがわかる。
●パーソナルメディア「 オデッセイ ファイル:アーサー・C・クラークのパソコン通信のすすめ 」 原書:Ballantine
Books「The Odyssey File」Arthur C. Clarke
1983年に“未来は、もうそこまで来ている”と言い切ったアーサー・C・クラーク。そのパソコンの未来がいま、実現のものに...その時、彼の脳裏には!?
●ソフトバンクパブリッシング「 パーソナルコンピュータを創ってきた人々 」脇 英世
本書は、特にパーソナルコンピュータに関わった重要な人物を個々に紹介している。
●日本経済新聞社「 パソコン革命の旗手たち 」関口和一
本書は、4004マシンや日本語ワープロの誕生・CD‐ROM開発などの話がおもしろい。
プログラム開発
●アスキー「 実録!天才プログラマー 」 岡 和夫 訳・マイクロソフトプレス編 原書:Microsoft
Press「Programmers at Work」
本書は、天才プログラマーの苦悩と歓喜の日々が克明に描かれている。
●日経BP出版センター「 プログラマほど素敵な商売はない 」 久保正治 訳 原書:McGraw
Hill「The Programmer’s
Job Handbook」Gene.Wang
プログラマになるには?ベテランプログラマが送るサクセスストーリー。
(2001/03/21 更新)
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