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-特集 目次-
特集Vol.1「ベストセラーの仕掛け人-三橋昭和編-」
特集Vol.2「ソフトウェアデザインパターンの世界」
特集Vol.3「インフォ・クリエイツ」
特集Vol.4「 記述言語 」
特集Vol.5「 PHP 」
特集Vol.6「 STL 」
特集Vol.7「 JAVApart1−1996を振り返る 」
特集Vol.7−2「 JAVApart2−1997を振り返る 」
特集Vol.7−3「 JAVApart3−1998を振り返る 」
特集Vol.7−4「 JAVApart4−1999を振り返る 」
特集.7−5「 JAVApart5−2000を振り返る 」 特集Vol.8「 Edward.Yourdon 」
特集Vol.9「 DanielP.Friedman 」
特集Vol.10「 Richard W.Stevens 」
特集Vol.11「 今年のSEヨモヤマ話 」
特集Vol.12「 “珠玉のプログラミング”の参考文献 」
特集Vol.13「 現在注目のストレージとは? 」 特集Vol.14「 コンピュータを創った人々 」 特集Vol.15「 21世紀のソフトウェア開発者のみなさん、この本は読みましたか? 」 特集Vol.16「 本気でUNIXをマスターするならこの本だ! 」 特集Vol.17「 UNIXプロフェッショナルへの道 」
特集Vol.18「 UNIXの必需品 C言語の定本 」
特集Vol.19「 暗号理論 」
特集Vol.20
「 “ソフトウェア”匠と技が織り成すPete.McBreen氏の世界 」
特集Vol.21「 "プログラミング作法"の参考文献 」
特集Vol.22「
Brian W.Kernighan氏のプログラミング作法の世界 」
特集Vol.23「
P.J.Plauger氏の著書紹介 」
特集Vol.24「[復刻版]オブジェクト指向ソフトウェア工学OOSE」
特集Vol.25「はじめにKnuth先生ありき」
NEW特集Vol.26「IBM上級技術者が学んだ名著」 |
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コンピュータに精通するすべての読者の皆さんに是非、読んで頂きたいバイブルが 、
Donald E. Knuth著「The Art of Computer Programming Vol.1〜3」Addison Wesley(全7巻 4巻現在執筆中)です。この書籍を読まずしてコンピュータの真髄を学ぶことができない。そして、新たな世界を切り開くときも間違いなく役に立つ作品(書籍)です。2004年2月には、アスキーより新訳本「The
Art of Computing Programming Volume1 Fundamental Algorithms 3/E 日本語版」が発売され、Volume2以降の訳本も今後発売予定とのことで、Knuth氏の著書がさらに身近に感じられることでしょう。
Knuth氏は、1938年1月10日 Wisconsin州Milwaukee生まれ。
コンピュータ科学者として現在スタンフォード大学教授として教鞭をとっている。
1974年11月11日サン・ディエゴで開催されたACM年度総会の席上コンピュータサイエンス分野で数多くの功績が認められ第9回ACMチューリング賞を受賞、このときの受賞に大きく貢献したのがKnuth氏の代表作「The Art of Computer ProgrammingVol1-3」(全7巻 現在4巻目を執筆中)です。
本書を書き始めるにあたり、実に興味深い以下のような洞察をしている。
タイトルの中で使っているアートとは、Knuth氏の友人でアート・エヴァンス氏(当時MITの教授アーサー・エヴァンス氏のこと)のアートを取ったとKnuth氏は語っている事と、この作品
中のアートとはラテン語の語源arsまたは、artis「熟練」
、ギリシャ語では「技術」・「技法」であるという事を本書で説いている。
また、余談として、中世の大学での教養科目(当時でいうリベラル・アート)は、歴史の流れの中でサイエンスは知識と表現され、アートは知識応用と表現されるようになっ
たという事実がある。
本書の内容は、数学の基礎を元に、アルゴリズムの設計と解析・データ構造の詳細やプログラミング言語の設計といった基礎理論をしっかり身につけることができる“アルゴリズムの百科事典といえる”唯一の書籍になっている。
原書は、現在下記の最新版が出版されている。
訳本は、現在下記の版が出版されている。
参考文献:有澤 誠 訳「ACMチューリング賞講演集」共立出版
Knuth氏の関連書籍(和書洋書)の一覧
本書は、ハンガリーの数学者、故Alfred. Renyi教授の作品「Dialogues on Mathematics」Holden-Day Inc. 訳本は、好田順治 訳「数学についての三つの対話」講談社ブルーバックス272(すでに絶版)の現代版を目指したものです。
Alfred. Renyi氏は、ソクラテス・アルキメデス・ガリレオという歴史上の人物をとおして私たちに「数学とは何か」また、それの諸科学、人生に対して持つ意味は何かをやさしく語りかけてくれるのに対してKnuth氏は、現代アメリカの若い男女を例に取り上げ小説風に面白く描いてい
た一冊です。
“二人の若い男女が孤島で生活し、古代の石碑を発見する。それを解読し、一数学体系を初歩から築き上げる(対話形式)。”
Robert. Sedgewick氏
「algorithms in C Parts, 1-5 3/E」Addison
Wesley ISBN 0201756080や、 Petrer. Gordon / Philipp. Flajoletとの共著「An
Introduction to the Analysis of Algorithms」Addison Wesley ISBN
020140009Xなどで著名なRobert. Sedgewick氏は、将来、Knuth氏が「The Art of Computer Programming」(現在4巻執筆中)
全7巻を完成できなかった場合の後継者とされている。
Kunuth氏とTeXとMetafont
日本でのKnuth氏の印象は、「TexやMetafontを作った人
」という方が多いと思われますが、そもそもTexが生まれた要因は「The Art of Computer Programming」を執筆中に複雑な数式や校正・組版が思うように進まず、自らコンピュータ製版を考案してしまった
、と同時に文字フォント設計システムMetafontを開発したという経緯があったそうです。そのTeXとMetafontの訳本2点、その他洋書ソフトカバー2点を
以下に紹介します。
鷺谷好輝 訳・斎藤信男 監修「改訂新版TEXブック:コンピュータによる組版システム」アスキーISBN 4756101208
原書:Donald E. Knuth「The TeX Book」Addison Wesley ISBN 0201134489 |
鷺谷好輝 訳「METAFONTブック」アスキー ISBN 4756101941
原書:Donald E. Knuth「The Metafont Book」Addison Wesley ISBN 0201134446 |
Donald E. Knuth「Metafont : The Program」Addison
Wesley ISBN 0201606585 |
Donald E. Knuth「Computer Modern Typefaces」Addison
Wesley ISBN 0201606607 |
洋書ハードカバー6点
属性文法
1968年Knuth氏によって考案された“属性文法”は現在、数多くの研究者によって基礎から応用まで幅広く研究されている。
Knuth氏がこのタイトルで出版したものはなく、唯一日本でこの事に触れている書籍が、西野哲朗・片山卓也・佐々政孝・今泉貴史・篠崎陽一・中田育男・松田裕幸 編 情報処理学会 監修「属性文法入門」共立出版 ISBN 4320027981
1996年 第12回京都賞受賞
京都賞は、1959年に京セラを設立した稲盛和夫氏が25周年を記念して人類の進歩と発展に貢献した方を表彰する目的で稲盛財団を創設。www.inamori-f.or.jp
この名誉ある京都賞をDonald E. Knuth氏が受賞。
受賞の理由はいうまでもなくコンピュータサイエンスの基礎から応用にいたる幅広い分野で大きな研究成果を挙げた事に対して賞が贈られた。
( 2004/03/15 更新 )
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