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1986年にISO8879の国際規格に準拠した、SGMLは汎用記述言語としてネット上で複数の文書交換が可能で、これを簡略化させたHTMLが一般ユーザの間で浸透してきた。しかし、拡張性がないことがネックになり、それをカバーした言語がXML(Extensible
Markup Languageの略)である。
現在、このXMLがSGML(拡張性)とHTML(お手軽さ)を兼ね合わせた言語として注目を浴びでいる。
いちばんの特徴は、自分流にタグを定義できるところにある。
SGMLやHTMLなどの情報誌はなかったが、XMLの需要の大きさ・必要性・情報の重要性を網羅した情報誌として、2000年8月に技術評論社から「 XML
PRESS Vol.1 」が出版された。予想通りの売れ行きだ。
これまで、XML書籍は34点ほど出版されている。97年にはわずかに2点、98年には倍の4点、 そして99年には約倍以上の10点、2000年8月現在で17点と毎年倍数の出版点数が記録されている。・・・という事は、年内には、品切れ本も含めると約倍の60点近い出版点数になる勢いだ。
97年に日経BP出版センター「 はじめてのXML 」(現在品切れ状態)や日本経済新聞社「 XML入門 」(村田
真)が出版、98年に技術評論社「 標準XML完全解説 」が出版された頃から火がつき、前述の日本経済新聞社「 XML入門 」もかなり売れ行きをのばした。(現在も入門書としてロングセラーとなっている。 最近の新刊では、技術評論社「 まるごと図解
最新XMLがわかる 」池田 実・小野寺尚希が好調だ。)
99年は、やや落ち着いた感じで終わったが、2000年に入るとJAVAとOracleの環境下で再燃した。
実用書として好評のQue
Corporation 「 XML by Example 」 Benoit. Marchalの訳本で、インプレス
コミュニケーションズ「 実例で学ぶXML 」(鷺谷好輝訳/石川直太監修)・CQ出版「 オープンデザイン
No.35:つくりながら学ぶXML 基礎編 」・「 同 No.36:つくりながら学ぶXML
応用編 」が絶好調だ。(CQ出版は、値段が安い割には中身が濃い)
文章を表示するためのスタイル言語XSLとの活用解説書が、ソフトバンク
パブリッシング「 XML+XSLによるWebサイトの構築と活用 」(PROJECT
KySS・宮坂雅輝共著)やCQ出版「 XML+XSLサンプル集 」(PROJECT
KySS)の2点が出版、特にサンプル集用、そばに置いておきたい1冊だ。
アプリケーション開発では、CQ出版「 Oracle8iとXMLで構築するWebシステム 」(小沢
仁)が良く動いているので、Oracle8iを中心に構築ガイドの出版がつづくのか?動向を見守りたいところだ。
とにかく、インターネット環境の言語は今後ますます成熟し、進化して行くでしょう。
洋書で、今後注目の1冊は、Addison
Wesley 「 Essential XML : Beyond Markup 」Don, Box/ Aaron,
Skonnard / John, Lam
。
本書は、ソフトウェア工学に焦点をしぼり検証し そして、COMやCORBAのようにコンポーネントの技術的統合の方法を紹介している。
ソフトウェア開発者やテクニカルマネージャ向けに書かれたこの本は、それぞれ独立して開発されたソフトウェアコンポーネントを統合して使う方法を説明している。
著者のDon, Box/ Aaron,
Skonnard そしてJohn, Lam
等は、鍵となる問題点・技術そして、共通点のないソフトウェアコンポーネンツと環境を統合する際のXMLのテクニックを解説している。
著者たちは、基本抽象概念やすべてのXML技術を習得するコンセプトを説明している。 中でも主にXML
Information Set(Infoset)の実例を明らかにしている。
XML-based(基礎)は、metadata, declarative(宣言型)、procedural(手続き型)などに進化しつづけるプログラミングへと近づいている。 そして、Programmatic
Interfacesを補足して、Simple Object Access Protocol(SOAP)の共同著者であるDon,
Boxは、ユーザのみなさんにCOM、CORBA、 EJB、
Webの技術を明らかにしつつあるXMLの中で伝えられることを詳述し また、提供している。
ユーザは、XMLの内部の働きをもっと理解し そして、プラットフォーム・言語・ベンダーにいたるまでを取得できる。加えて、非常に有効なSoftware Interoperationの解決に、一歩近づくことができる一冊である。
(2000/08/27更新)
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