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辞典・読み物・その他

 

 

UMLは、90年代半ばに共同開発を開始。

通称“Three Amigos”といわれる代表的な3人であるIvar. Jacobson(OSE)・Grady. Booch(Booch法)・Jim. Rumbaugh(OMT)が、それぞれのソフトウェア設計法を統一し、策定した共通言語である。Ivar. Jacobsonが所属していた“Rational Software”から1997年1月にバージョン1.0の製品版がリリースされ、同年暮れにはバージョン1.1になり、現在ではバージョン1.3の解説書が出版されている。

  UMLは、ビジネスモデリングやソフトウェアシステム以外の分野に対しても使用することができ、大規模で複雑なシステムのモデリングにおいて実証されている。

最も強力なエンジニアリング手法を集大成して作られたモデリング技術である。

  UML関連書籍は、訳本・書き下ろしを含めて2001年2月現在、24点ほど出版されている。そのひとつひとつが、いろいろな角度からの解説書として出版されているので紹介したい。

  UML解説書として初めて出版されたのが、1998年2月のピアソン・エデュケーション「 オブジェクトモデリング表記法ガイド 」MISCOオブジェクト指向研究会 著・今野 睦 監修)である。当時はバージョン1.1でベスト10に登場した。 後の2000年1月には、「同タイトル バージョン1.3」が出版されている。

同年4月にトッパン「 UMLガイドブック 」(杉本宣男・落合 修・武田多美子 共訳、原書:John Wiley「UML Toolkit」Hans-Erik. Eriksson/ Magnus. Penker)がベストセラーとなった。トッパンが出版部門を停止した現在は、エスアイビーアクセス「 UMLガイドブック 改装版 」(同著・同訳)として出版されている。

  これ以降、ベスト10にランクインした書籍は少ないが、スキルアップに是非とも活用していただきたい書籍がたくさんあるので紹介したい。

 

l         ピアソン・エデュケーション「 実践UML:パターンによるオブジェクト指向開発ガイド 」(依田光江 訳・今野睦、依田智夫 監訳)

原書(Prentice Hall「Applying UML and Patterns:An Introduction to Object-Oriented Analysis and Design」Craig. Larman)が日本でもベストセラーになったが、訳本はベストに載ることはなかった。

l         オライリージャパン・オーム社「 UMLクイックリファレンス 」(オブジェクト指向研究会 訳、原書:OReilly「UML in a Nutshell」Sinam. SiAlbir)

l         ピアソン・エデュケーション「 UMLユーザーガイド 」(オージス総研オブジェクト技術ソリューション事業部 訳、原書:Addison Wesley「The Unified Modeling Language User Guide」Grady. Booch/ James. Rumbaugh/ Ivar. Jacobson)本書は、開発者が書いたユーザーガイドの解説本です。

l         翔泳社「 かんたんUML 」(オージス総研)が出版された。UMLの解説本としては手頃で、現在も売れつづけロングセラーとなっている。

l         オーム社「 わかりやすいUML入門 」(樫山友一・日野泰臣)や、翔泳社「 独習UML 」(多摩ソフトウェア 訳・長瀬嘉秀 監訳、原書:Sams「Teach Yourself UML in 24 Hours」Joseph. Schmuller)本書は、入門書として最適である。

l         翔泳社「 UMLモデリングのエッセンス 第2版:標準オブジェクトモデリング言語入門 」(羽生田栄一 監訳、原書:Addison Wesley「UML Distilled 2/E」Martin. Fowler)

 

l         翔泳社「 UMLによる統一ソフトウェア開発プロセス:オブジェクト指向開発方法論 」(日本ラショナルソフトウェア(株)訳藤井拓 監修、原書:Addison Wesley「The Unified Software Development Process」Ivar. Jacobson/ Grady. Booch/ James. Rumbaugh)本書は開発者が書いたObject Oriented Selection Seriesのオフィシャル本。

 

l         ピアソン・エデュケーション「 オブジェクト指向開発の実践的基礎:UML、C++を使った開発理論と実践のレシピ 」(白根健司 訳、原書:Prentice Hall「UML and C++: Practical Guide to Object-Oriented Development」Richard C. Lee/ William M. Tepfenhart)

l         ピアソン・エデュケーション「 オブジェクト指向開発トータルフレームワーク:コースケースとBooch法/OMT法/UMLの統合 」(宮原俊一・中村浩之 共訳、原書:Prentice Hall「Use Cases Combined with Booch/OMT/UML: Process and Products」Putnam P. Texel/ Charles B. Williams)現在、提唱しているオブジェクト指向開発方法論・分析・設計フェーズに関する記述が中心。

l         技術評論社「 UMLによるオブジェクト指向開発実践ガイド 」(吉田裕之・山本里枝子・上原忠弘・田中達雄 共著)が開発について分かりやすく解説している。

l         ピアソン・エデュケーション「 UMLによるJavaオブジェクト設計 第2版 」(依田光江 訳・今野睦、依田智夫 監訳、原書:Prentice Hall「Java Design:Building Better Apps & Applets 2/E」Peter. Coad/ Mark. Mayfield)

l         カットシステム「 UMLを使ったJavaデザインパターン−再利用可能なプログラミング設計集 」(原 潔・宮本道夫・瀬尾明志 共訳、原書:John Wiley「Patterns in Java:Catalog of Reusable Design Patterns Illustrated with UML Vol.1」Mark. Grand) 本書はJavaを使ったプログラミングの再利用可能な設計集として、ベストセラーとなった。

l         翔泳社「 VBプログラマのためのUML:Visual Modeler/ Rational Roseを使ったソフトウェアデザイン 」(オージス総研 監訳、原書:Morgan Kaufmann「UML for Visual Basic 6.0 Developers:Using Visual Modeler and Rational Rose 98」)

l         翔泳社「 Oracle8:UMLオブジェクトモデリング 」(SE編集部・日本オラクル 監修、原書:McGraw Hill/Oracle Press「ORACLE 8:Design Using UML Object Modeling」Paul. Dorsey/ Joseph R. Hudicka)

l         ピアソン・エデュケーション「 Javaエンタープライズ・コンポーネント:カラーUMLによるJavaモデリング 」(依田光江 訳・今田睦・依田智夫 監訳、原書:Prentice Hall「Java Modeling in Color with UML:Enterprise Components and process」Peter. Coad/ Eric Lefebvre/ Jeff De Luca)

   上記のとおり、各社の言語やソフトを使って解説した書籍が出版されているので、それぞれ入りやすいところから検証して頂きたい。

最近では・・・

2000年末にAddison Wesley からシリーズ“Object Technology Serise”が出版された。

  ピアソン・エデュケーション「 オブジェクト指向とコンポーネントによるソフトウェア工学:UMLを使って 」(児玉公信 監訳、原書:Addison Wesley「Using UML:Software Engineering with Objects and Components, Ver 1.3 OMG UML Standard」Perdita. Stevens/ Rob. Pooley)と、同社「 UMLによるWebアプリケーション開発 」(依田光江 訳・依田智夫 監訳、原書:Addison Wesley「Building Web Application with UML」Jim. Conallen)

実践的な解説本として好評だ。

  今後、UMLによるソフトウェア設計モデリングが主流になっていく事は間違いない。 従って、UMLについての文献は要チェック!!・・・・なのです!

(01/02/25 更新)

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